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2021/06/16 11:57


学生最後の年に訪れた、北アフリカの国 モロッコ。

 

バックパックで3週間。
訪れたのはもう随分前になるけれど、

 

whoopie roux をはじめたこと
手仕事をつづけること
アップサイクル活動を取り入れたこと
ビンテージ品の取扱いもしていくこと

 

まとまりがないように見えるかもしれない、今の活動や私自身にとても影響しているので、一度整理をしたい気持ちになりました。

(長文になります)

不勉強な個人的見解を多分に含みますこと、ご了承ください。





私はこれまでに、24カ国を旅しました。

その中でもモロッコの印象がなぜこれほどまで今も自分の中に残っているのかは分かりません。

 

ちなみにこの3週間は、
イギリス/ カナダ/ オーストラリア/ アルゼンチン・・・ 
それぞれ別の地から来た人たちと共に旅しました。

大学教授/ 医者/ 外務省職員/ 遺伝子研究者・・・

人生経験豊かで良識のある彼らと共に過ごし、どう思い、感じるかを意見交換することは、大学生だった私にとってとても新鮮でした。





手仕事について


旅の途中、のぞかせてもらった職人さんの仕事場。

道具はあるけど、マシーンはない。

長年の経験を積み重ねた手仕事により、納得のいく高い品質で、必要なものが、必要なだけ作られている。

 

小さい頃から、つくったり描いたりし始めると没頭してしまう私にはとても興味深くて、何時間でも見ていられた。





そして職人さんたちの手仕事に "敬意" "対価" が支払われる社会。

時間をかけて一人前の職人になり、家族を養っている真剣な眼差し。決してすごい裕福ではないだろうけど、仕事に対する誇りが感じられた。

この社会にも、利潤を追求する大量生産品がまもなく入って来るのだろうと思った。
みんな、そうやってお金持ちになっていってる。

けどきっと、お金持ちになるのはこの人たちじゃない。

 

豊かになるって何なんだろう。





幸せとは

 

町の人たちは、幸せそうな人が多かった。
そして、とても親切だった。金銭のやりとりが発生しない場面でも )

日本は豊かだと言われるけど、あまり幸せそうに見えない。
幸せってなんだろうと考えさせられた。

 

あと、こうした国を訪れるということが、自分にとっての「貴重な経験」というよりも、
わざわざお金を出して見に行くという行為自体を「富める者のエゴ」のように感じてしまった。





南下して砂漠地帯へ入ると、インフラがない場所にテントを立てて、どうやって生活しているのか分からない人たちもいた。

豊かな国が今後も豊かであるために、貧しい国は貧しいままでいてもらう社会システムは、豊かな国の人間が動こうとしない限り変わらないのだろう。

でも、そういうのって偉い人たちが考えることだから。
自分にできることなんてないし。

って、私はこれからも豊かな国でなにごともなく暮らしていくんだと思ったら、

げんなりした。





喜捨 」の文化

 

道端で物乞いの人に会うと、暮らし向きのよさそうな人は、持っている小銭をさりげなく渡していた。

 

欧米では見たことがない光景で驚いた。

 

カースト制度の名残りで社会で上に行けない人がいるから、宗教的な教えで、持っている人は持っていない人に分けてあげよう

という慣習なんだと教えてもらった。




>>後編につづく